ビームスの物語は1976年2月、創業者の設楽悦三が東京・原宿に、わずか21平方メートルの小さな輸入衣料店「アメリカンライフショップ ビームス」を開店したことから始まります。設楽は、この店が若者に全く新しい何かを提供したいと考えていました。「ビームス」という店名は、世界中から集めた良質な商品に光を当て、強固な組織体として他者を支え、お客様に「輝く笑顔」を届けたいという、店の願いを体現していました。
UCLAの寮の部屋を模した店内では、スウェットシャツからネズミ捕りまで、アメリカ西海岸の若者に欠かせないあらゆるアイテムを販売していました。創業当初から、ビームスは単なる衣料品の販売にとどまらず、海外の人々の新たな暮らしぶりをよりよく伝えるため、幅広い商品を提供していました。